FRJ2019体験記①シナジー効果を意識した戦略的クラウドファンディング

米良さん、とても素敵でした。

シナジー効果を意識した戦略的クラウドファンディング ~クラウドファンディングをいかに継続支援者獲得につなげるか 9/14(土)9:10~10:20

スピーカー

 米良はるか氏 REDYFOR株式会社 代表取締役CEO

 徳永健人氏  REDYFOR株式会社 ソーシャルインパクト事業部 マネージャー

学んだポイント

①単発寄付者を継続寄付者につなげるポイント

・寄付者に対して、団体への参加や活動の体験ができるようなリターンを設けることで、より団体の活動にコミットし、継続的な支援へとつながる。

・ドナーピラミッドの最下層にいる潜在的支援者を上位と下位に分類する。団体に「いいね!」をしているだけの人か、一度イベントに足を運んでくれた人かでも違う。また、潜在的支援者の外にいる対象へのアプローチはファンドレイジングではなく、単なる広報にすぎない。

②支援者管理の重要性

・現場だけがクラウドファンディングをやったら絶対に失敗する。全員でやらなければならない。

・現場は支援者の顔と金額を知っていても、代表が知らなければ、イベント時等に、支援者は「私は団体に知られていないんだ」と、団体にないがしろに扱われていると感じてしまう。

・団体のデータベースは非常に重要。支援の回数、金額等を全員が知らないと支援者が離脱してしまうことが多い。組織的に感謝していることを伝えていく。

・日本はマンスリーサポーターの離脱率が海外に比べて低い。支援者は、一度支援をしたら、毎年出すのが当たり前になる。お中元やお年玉を毎年出すのと同じ。毎年恒例なので、安定性がある。(※行動経済学のセッションで学んだ「現状維持バイアス」が日本人には特に利きやすい。)

③クラウドファンディングの副次的効果

・READYFORでは、支援者を審査し、キュレーターがつく。伴奏支援。キュレーターが熱く、経験豊富。

・もちろん資金調達が第一だが、副次的効果として、役職員の団体へのロイヤリティ(忠誠度)の向上がある。クラウドファンディングは全員で力を合わせて必死にやらなければ成功しない。そのため、雰囲気の悪いチームにあえてやらせたり、良いチームをさらに伸ばすためにも使われる。また、団体の理念や活動内容を熟知していないとできないので、新人教育にも非常に有効。

④READYFORが目指す新しいサスティナブルなお金の流れ

・私たちがやりたいのは機能の提供ではない。何かをやりたい人をサスティナブルに応援したい。お金の流れを変えてサスティナブルな仕組みをつくる。新しい産業をつくる。新たなお金の流れをつくる。お金のマッチングができるようになりたい。

・提携先、パートナーシップをどんどん増やしている。今、250団体位。主に地方銀行、信金等。地銀等では担保や実績がないと融資ができない。READYFORで実績を重ねて、銀行で融資できるようにする。銀行から対象となる団体の情報提供がある。

⑤その他(今の時代の子どもたちについて)

・質疑応答でのこと。中学校のソーシャルアクション部の子から、成果の出る商品開発のポイントやマンスリーの活動資金の獲得の仕方、活動報告書の作り方や出すペース等についての質問があった。(※今の若い人材はこうした観点を持っているが、私たちはどうか、見直さなければならない。)

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